イベントのお知らせ

2007年5月11日 「4k映像システムによる大画面・高精細建築画像の夕べ」のお知らせ

DAASコンソーシアムと慶應義塾大学DMC機構は、この度、「4k映像システムによる大画面・高精細建築画像の夕べ」を開催します。

DAASコンソーシアムでは、1960年代~70年代の褪色ポジフィルムのデジタル化と修復作業を行った結果、非常に高精細な建築写真のデジタルアーカイブを、保存することが可能となりました。これらの画像は、一片当たり800万ピクセルを越える場合もあり、現在一般的なPCの画面上では、その解像度をフルに活かした表示を行うことができません。

一方、慶應義塾大学DMC機構・LyKEIOnプロジェクトでは、4K映像の応用についての研究を行っています。4K映像とは、現在一般的なハイビジョン放送の 4倍以上の解像度を持つ映像で、もともとハリウッドで定めた映画をデジタル化 するための超高精細動画の方式です。

4k映像を用いると、動画・静止画にかかわらず、300インチクラスの大画面で非常に高精細な映像を鑑賞することができます。この大画面の4k映像からは、従来のテレビやPCにもとづく映像では感じることのできない新しいリアリティを得ることができます。高精細の写真は今まで、書籍やポスターなどで利用されることはあっても、次々とスクリーンに投影という自由度の大きい形で、しかもここまで大きな画面に表示を行うことはできませんでした。今回のイベントは、DAASの持つ貴重な建築写真をこの新しいデジタルならではの環境を用いてスライドショーを行い、建築写真の表現に関する新しい可能性を参加者のみなさんと体感するものになります。

スピーカーとして、日本を代表する建築家の一人である菊竹清訓先生、新建築社よりDAASの資料整理にご協力いただいた橋本様、DAAS運営委員長の三塩様をお招きして、画像の解説とディスカッションを行っていただく予定です。

参加費は無料です。ご興味をお持ちの方は以下の「お申し込み」ボタンより参加登録を行ってください。なおまことに勝手ながら会場の関係上参加者は25名程度(先着順)とさせていただきますのであらかじめご了承ください。

イベント詳細

2007年5月11日 15:00~17:00
慶應義塾大学三田キャンパス 東館6階G-SEC Lab
4k映像システムによる建築表現
菊竹 清訓(建築家・日本建築士連合会名誉会長)
橋本 純(新建築社)
三塩 達也(DAASコンソーシアム運営委員長・(株)日本設計)
14:30 開場
15:00~17:00 4k映像システムによる投影とディスカッション


イベントへの参加にはメンバー登録が必要です。


TOP