熊本県立熊本かがやきの森支援学校
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作品名 | 熊本県立熊本かがやきの森支援学校 |
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設計事務所 | 株式会社日建設計/株式会社太宏設計事務所 |
設計者 | 川島克也/近藤彰宏/中島究/高木研作/河野豊 |
施工者 | 株式会社建吉組/豊工務店/(JV)/武末建設株式会社/小竹組/株式会社冨坂建設/(JV)/坂口建設株式会社/株式会社増永組/株式会社タカムキ建設/株式会社電盛社/株式会社昭電社/中川電設株式会社/株式会社相互電工/西邦電気工事株式会社/株式会社上田商会/株式会社肥後熊北総合設備/広誠設備工業株式会社/株式会社誠工社 |
所在地 | 熊本県熊本市西区横手5丁目16番28号 |
建築タイプ/主要用途 | 特別支援学校 |
敷地面積(㎡) | 14,207.35 |
建築面積(㎡) | 6821.42 |
延床面積(㎡) | 6184.74 |
規模/階数 | 地上1階 |
着工 | 2013-8-27 |
竣工 | 2014-11-18 |
施工期間(備考) | 1年3カ月 |
解説文 | 第32回日事連賞会長賞表彰理由:低層の住宅に囲まれた元自動車学校の跡地1.4haに建てられた学校です。年齢に幅がある重度重複障がいの子どもたちがそこで成長し、安全に学べる場所が心を込めて 設計されています。周囲に車の寄りつき路を巡らせ、保護 者の送迎車を多数並べ、救急搬送や、庭と一体になった場所で子どもに寄り添う看護の生活拠点を、勾配屋根の 分節された平屋の集まりとして敷地いっぱいに建てています。重い建築テーマでもあり、計画学として未開拓な部分の多いところですが、医療福祉施設の「ユニット・ケア」 の考えを取り入れ、先生全員からの見守りの平面形式が、 集団と個別教室の間に、そして引戸を使って教室空間同士で多様な利用を可能とするものとして、試みられています。 このような計画上の考慮もさることながら、公共的な施設がこの土地にあることの佇まいの良さ、堅牢さ、内部の秩序感、細部の取り扱いの誠実さといった骨格の正しさも注目されました。集成材を用いず地場産の単材のみを用いて、ケレン味のない原型的な在来工法で、比例を考えて架構されており、困難な建築課題(ビルディングタスク)に正面から取り組んでいます。計画学的側面だけでなく、建築としての格調ある素朴な学習空間を現出させており、今後ともあり続けるだろうことが評価され日事連会長賞に選定されました。 |
受賞歴 |
一般社団法人日本建築士事務所協会連合会 2016年 建築士事務所全国大会 建築作品表彰(日事連建築賞)日事連会長賞 |