DAAS ビデオアーカイブス 建築家 仙田満

DAAS interview vol.013 MITSURU SENDA 2017



DAASでは資料を次世代に残すという観点からオーラルヒストリーを映像化しております。

このページでは仙田満氏(建築家 環境デザイン研究所)を特集します。

本ビデオはDVDとして制作されています。DVDご希望の方はDAAS事務局(info(アットマーク)daas.jp)までお問い合わせください(DVDのご利用内容によっては有償となる場合があります)。また研究等でインタビューのフルバージョンをご希望の方も事務局迄お問い合わせください。





既にある物語を大切にするデザイン

-環境価値を高めることのできるより良い社会システムをめざして


はじめに


01:12 建築を志したきっかけ

#菊竹清訓 #国際教養大学 #こどもの国 #谷口吉郎

#環境デザイン #空間から環境へ #造園 #広場 #文脈


第1章 これまで手がけた仕事


05:09 国際教養大学 中嶋記念図書館

– 本に囲まれる楽しさ –


#2008年 #意欲の喚起 #ブックコロシアム

#遊環構造7つの条件 #多様 #視点 #秋田杉

#在来工法 #ハイブリッド構造 #木の美しさ #光


11:43 野中保育園

– 遊環構造の原型となった保育園 –


#1972年 #泥んこ保育 #塩川豊子氏 #アナーキーな空間

#クライアントとの協働


15:57 浜松科学館

– 浜松の自然と産業と歴史をつなぐ科学館 –


#1986年 #天竜川 #産業 #木工 #やらまいか精神の継承

#地元の企業の協力 #建築は巨大なエネルギーを使う機械

#配管を露出 #造園 #まちづくり #遊具

#展示装置のデザイン


20:02 広島市民球場

– 観客目線から考えらえた市民球場 –


#2009年 #お金がない #コンコース

#内部と外部の体験場所 #新幹線にむけて開いたデザイン

#多様な空間 #建築家はかっこつけちゃだめだ


第2章 次世代への継承


23:15 次世代への継承


#こどもの成育環境のデザイン

#日本 #被災率が高い #こどもたちが困難に打ち勝つ力

#遊びやスポーツや学習から身につけてほしい

#その環境を大人が用意すべきではないか

#建築がもっている役割 #信頼関係を得る

#建築家の創造力をいかにかきたてる

#よい環境をつくる社会システムの重要性

#変えていく運動を #建築家の努力 #失敗

#戦いの履歴 #失ったもの #獲得したもの

#蓄積 #言説 #若い人へ引き継ぐ #伝える




仙田 満 Mitsuru Senda


建築家

環境デザイン研究所会長/環境省、最高裁判所、日本学術会議等委員

/日本建築学会、日本建築家協会副会長、会長を歴任


【経歴】

1941年 神奈川県に生まれる

1964年 東京工業大学建築学科卒業

菊竹清訓建築設計事務所へ入所

1967年 環境デザイン研究所設立

1982年 東京工業大学工学博士 授与

2001年 日本建築学会会長 就任

2006年 日本建築家協会会長 就任




インタビュア:竺覚暁[DAAS運営委員長]

撮影・編集:STUDIO DPP

ディレクション:三田大介/樋口珠由子[すみだクリエイターズクラブ]

作曲:榎田竜路/演奏:真荷舟

撮影協力:環境デザイン研究所/公立大学法人国際教養大学

写真:環境デザイン研究所

グラフィック・デザイン:秋山伸/黒崎厚志[edition.nord]

制作著作:建築・空間デジタルアーカイブコンソーシアム